6月1日は第九日本(アジア)初演の日
本日6月1日は第九日本(アジア)初演の日です。
時は1918年(大正7年)6月1日、徳島・鳴門(板東俘虜収容所)の地にて、当時第一次世界大戦の最中で捕虜として収容されていたドイツ兵たちによって第九が演奏されました。
それは収容所の所長・松江豊寿大佐の人道的な扱いで、収容所とは思えない自由な環境があり、戦時中にもかかわらずそのような状況下でわが国で初めて第九が演奏されたのです。
この逸話は第九を歌う人のみならず、多くの日本国民が知るべき素晴らしいことなのです。
映画「バルトの楽園」の中にも織り込まれています。
(但し映画は史実をもとにしたフィクションです)
徳島・鳴門では第九日本(アジア)初演の地とのことで、毎年なるとの第九を6月頭に行っています。
(昨年は延期の末中止、今年も演奏会は実施されないとのこと)
3年前の2018年は、第九日本(アジア)初演100年記念の年ということもあり大いに盛り上がりました。
なぜ日本でここまで第九が人気となり根ざしているか、その原点は徳島・鳴門(板東俘虜収容所)の地での出来事なのです。
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