北海道胆振東部地震から2年
早いもので本日で北海道胆振東部地震から2年となります。
厚真町で最大震度7を観測し、土砂崩れの発生などで多くの方が犠牲となりました。
札幌市内でも建物の損壊や液状化などの被害がありましたが、何よりも北海道全体が停電となるブラックアウトが発生し、復旧するまで時間がかかったことにより日常生活に大きな影響が出ました。
2年がたち札幌の街は何事もなかったかのように復興していますが、震源に近い地域では被害の爪痕が大きく、今なお仮設住宅での暮らしを余儀なくされている方が大勢います。
当会に関しては、平成30年(2018年)9月16日(日)の第34回北海道ボランティアコンサート「999人の第九」演奏会の直前だったため、一時は実施が危ぶまれながらも団員の無事が確認でき、多くの方のご尽力により練習や演奏会の会場の復旧が急ピッチで行われたことにより、予定通りの演奏会の実施をすることができました。
北海道150年記念と「第九」アジア初演100周年記念がかかっていた大事な年であっただけに、そのような大変な状況にあっても道外からの参加者の方をお迎えし、第九の後に北海道150年記念で「虹と雪のバラード」を全員合唱できたことは、私たちにとっての誇りです。
あらためてお気遣いいただいた皆様、開催にご尽力いただいた皆様に御礼申し上げます。
今世間では新型コロナウイルス感染拡大が続き、そして立て続けに台風が日本列島を襲っています。
言うまでもなく災害はいつどこで起きるかわかりません。
日頃の備えがいかに重要であるかをあらためて感じます。
引き続き皆様どうかお気をつけてお過ごしくださいませ。
また安心してともに第九を歌える日が必ず来ると信じています。
0コメント